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大阪の起業家

ストレス解消で世の中をハッピーにする!裏表も前後もないスマート肌着の開発販売

2020/10/19

HONESTIES株式会社 代表取締役

西出 喜代彦氏

裏表や前後のないアンダーウェアで、子育てやビジネスで忙しい現代人にシンプルで豊かなライフスタイルを提案。また、介護や医療、ハンディキャップがある方々の社会進出を助けるユニバーサルデザインとしての肌着としても非常に高評価で、各ハンディキャップに応じたカスタマイズも可能な商品開発をすすめる。
肌着だけでなく、靴下やパンツ、タオル、外出用のTシャツ、タイツやスエットなど、「ルームウェア」と言われる自宅を中心に必要な衣服に展開。BtoC、BtoB両面で販路開拓を進めていく。

HP:https://honesties.jp/

起業家紹介

1979年、大阪府泉佐野市に生まれる。
1998年智辯学園和歌山高等学校卒業、東京大学入学。
2007年東京大学大学院修士課程卒(日本語日本文学)。同年、ディップ株式会社(現東証一部上場)に商品開発本部所属として入社。主に中途採用の転職情報サイトの企画・編集・新規事業開発等に携わり、初年度より各種表彰を受け2年目に商品開発本部MVP。2010年7月退社。
2011年NSW株式会社に入社。専務として水なすピクルスを開発し、食品製造業を立ち上げ、2014年1月、社長就任。第二創業として業態転換をめざし、仕入れ、製造、販売まで、垂直統合型の事業をゼロから立ち上げる。いずみピクルスというブランドでギフトとして定着させ、日本の国産ピクルスのトップブランドへ成長。
2019年、泉州の地場産業である繊維産業の活性化のために、裏表のない肌着の開発に着手。泉佐野市の起業家支援プロジェクトに認定され、クラウドファンディング3件成功。
4月HONESTIES株式会社を設立。
大阪泉州を世界一おもしろい場所にすることが目標。

起業のきっかけ

大阪泉州の泉佐野市は、タオル生産を中心に繊維産業が盛んでかつては東洋のマンチェスターとも讃えられた伝統ある地域である。しかし大きな時代の流れに逆らえず、近年は生産量が減少するとともに、担い手となる職人も減少し、将来的な産業構造の維持についても懸念される状況下にある。一方では、関西空港を中心にインバウンドの観光需要が爆発的に増加し、大阪中心部を軸とした新しい経済圏が形成されつつある。
21世紀の新しい経済の流れが見えつつある状況の中で、当地域の若い世代の経営者が集まり、地域の繊維関連企業が力をあわせ、泉州の伝統の職人技や工場を残すべく「オール泉州」で新しい時代にあった世界に通用する商品開発をめざすため考案されたのが「Honesties(オネスティーズ)プロジェクト」。
2018年の冬に、企画者(西出)が、子育て時の、衣類の「脱ぎ着させ」にまつわる不便さから思いついたアイデア。毎日何枚も肌着を脱がせ、着させ、洗濯物をたたむときに、裏返しをもとに戻すのを解消できるアイデアではないか、と発案したが、繊維関係の経験がなく実現が難しいと二の足を踏んでいたところ、泉佐野市の「ふるさと納税の仕組みを使った起業家支援」プロジェクトを募集しそれに応募することで事業化へ。

起業までの道のり

HONESTIESを2年前に思いついてから、常に、このサービスの可能性について考えていた。忙しい現代人にとって、ビジネスマン、子育て、スポーツをする人、多くの人々に必ず便利なサービスであるだろうということ。さらに、いろいろなモニタリング調査をする中で、介護や医療の現場や、ハンディキャップをもつ方々からの思いがけない歓迎の声。
特に視覚障害がおありの方から聞いた、肌着の裏表や前後を確認するために「肌着のネームタグを触って、それが左側の内側にあるから正しく着ている、という確認をしている」という現実。
HONESTIES ∞ならこれらの不便さを根本的に解消できる、と強く感じ、開発を続けてきた。

今後の思い

めざすのは「いつか、肌着に裏表があったことを誰もが忘れている」世界。海外にも無いアイデアで、泉州発、大阪発の面白く役に立てるこの「オネスティーズ」で、本当のユニバーサルデザインが実現される、そんな未来を作るべく、サービスを改善し、良いものを提供したい。

支援機関名

大阪信用金庫