大阪の起業家
高齢者の孤独死を減らしたい！BtoB向け訪問看護及び独居高齢者向けヘルスケアサービスの提供
株式会社訪問看護部 代表取締役
平川 香織氏
夜間の看護師不在の施設への巡回、企業自治体とタイアップした訪問看護や、各種イベントの際に起こり得る救急対応時の看護師配置といった企業向けアウトソーシングを担います。
また、今後増加するであろう独居高齢者に対し、ワンアクションで２４時間、看護師が駆けつけ「大丈夫ですよ！」「心配ないですよ！」と安心を提供していきます。
運営施設：アンク訪問看護ステーション
- 起業家紹介
1990年に看護師資格を取得し、地元の第一次救命救急病院の救急外来、手術室に従事し、４年後に主任に昇進し新人の人材育成に関わりながら、色々な部署をまわり１０年間経験を積む。
２０年前に出産の為退職し１年の育児休暇を経て、訪問看護に出会い、家族に寄り添える看護ができることに感銘を受け、訪問看護の素晴らしさを実感。以来２０年間訪問看護師として従事。
2019年、株式会社訪問看護部を設立。アンク訪問看護ステーションを運営。
- 起業のきっかけ
実父が３４年前に交通事故に遭い身体障害者となりました。この事故をきっかけに看護師となり３０年の経験と実績を積み、また２０年間は訪問看護師として従事。
訪問看護や各種ボランティア活動を通じ、イベント開催時に救護班の備えがない事に疑問を感じました。
また２年前から父が自宅や外出時に転倒していることが多くなり、自分で起き上がる事が出来ずに困っていると言う話を聞き、同じような体験をしている高齢者の方が日常生活に不安を感じていると実感しました。
私はこれらの症例を動機として現在の社会課題を解決したく今回のビジネスモデルを発案しました。
- 今後の思い
ますます増加していく高齢者の独居生活者。これは、孤独死にもつながる社会課題でもあります。私は、こうした独居高齢者の孤独死を減らしたいと強く思っています。
- 支援機関名
関西みらい銀行